占いジプシーがダメな理由

電話占いでの失敗

誰しも不安なときは誰かに相談したくなるものです。ただ話を聞いてくれるだけでも心が落ち着きます。特に普段相談する相手がいない人は、不安を解消することがなかなかできないです。たとえいたとしても相談しにくい内容だったり、自分の話を聞いてもらうのが気が引けたりします。そういう時は電話占いで相談している人も多いと思います。私もその一人です。

相談内容にもよりますが、不安がMAXの時は長時間電話してしまいます。鑑定料金も安くはないので最初は30分位でと思っていても、気づいたら2時間話していたなんてことも結構あったりします。それでも不安なときにはそれで結構解消されて、夜眠れたり、少し勇気が出てきたりするので決して無駄ではないと思います。

ただあまり度が過ぎると逆に悪影響を受けたりします。私も経験がありますが、不安のあまり、たくさんの占い師に続けざまに入ってしまうことがあります。いわゆる占いジプシーと言われるものです。一人の占い師に相談をして納得しなかったら、また次の占い師の話を聞く、それでもだめならまた次という風に、まさにエンドレスです。気付いたら余計に混乱してしまい、自分が見えなくなってしまいます。

不安なときというのは鑑定内容に納得がいかないと、自分が言ってほしい言葉を言ってくれる先生を見つけるまで電話してしまいます。また、鑑定してもらった内容を、今度は別の占い師に鑑定してもらうなんてことになってしまいます。鑑定結果を占ってもらうみたいな感じです。これでは全く占いが無意味になってしまいます。結局最後は何のために鑑定してもらっているのか分からなくなってしまいます。

あくまで占いは補助的なもので、一つのアドバイスとして参考程度に受けとめるくらいが丁度いいと思います。あまり妄信し過ぎると自分を見失い、せっかく先生にいいアドバイスをもらっても無駄になってしまいます。不安なときに相談することはいいと思いますが、自分をしっかり持って、上手に占いを取り入れると良いと思います。